みきぴん

籠の中の乙女のみきぴんのレビュー・感想・評価

籠の中の乙女(2009年製作の映画)
3.5
ラスト…
唐突に断ち切られ
いきなり始まる無音のエンドクレジット

静寂の間、なんとも不安で居心地悪く

さて
この映画は 笑うべきなのか
怯えるべきなのか
隠された比喩を探るべきなのか
ヒタヒタと狂気に浸るべきなのか

塀に囲まれた完璧な清潔な家で
外部からの情報を完全に遮断され
言語さえもコントロールされ
家庭内のルールに守られて
育てられた子ども3人
(実はもうとっくに いい大人)

長男の性処理の問題
長女の外部への好奇心
完全なる支配者である父親
多分 元凶であろう母親

プール遊び
記念日のパーティー
良い子へのご褒美シール
一見 平和な理想的な家庭の狂気 狂気

「聖なる鹿殺し 」
ヨルゴス・ランティモス監督の
2009年の作品🎦

クセになる監督💕💕
「ロブスター」も観たいなぁ…

* 8/13 DVD鑑賞
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