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籠の中の乙女のレクのレビュー・感想・評価

籠の中の乙女(2009年製作の映画)
4.0
ヨルゴス・ランティモス監督作品、4作目の鑑賞となる今作に『籠の中の乙女』。

『ロブスター』ではテイレシアースの予言とオイディプース王の悲劇について主に語りましたが、オウィディウスの"変身物語"についての言及もしています。
その"変身物語"には女神アルテミスの裸を目撃したことから鹿に姿を変えられてしまうという話があります。
そうです、鹿といえば『聖なる鹿殺し』。
『聖なる鹿殺し』の考察では主に"イピゲネイアの悲劇"について語りましたが、そこでもアルテミスと鹿の話はさせていただきました。

今作ではその『ロブスター』、『聖なる鹿殺し』と繋がるオウィディウスの"変身物語"から"アクタイオーン"を絡めて考察をさせていただきます。


ネタバレありの考察記事となっておりますのでご注意ください。
https://www.tsotl7.com/entry/2020/04/25/171414
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