今回のアステアはバレエダンサー。
やっぱりアステアのタップダンスは観ているだけで元気が出る!
特に船を動かす労働者たちが歌う「ズーム」のシーンが最高。
リズムに合わせて仕事をする様がかわいいし楽しい。
船のモーター音でさえ、アステアならタップダンスで合わせられる。
それが音遊びのようで楽しい。
ロシア人のフリをしてロシア語訛りであろう英語を話すアステア、お茶目でかわいい。
スケートとタップダンスの融合も素晴らしい…。
毎度見事な技術と工夫だが、これはその中でも特に面白い。
いつものダンスだけでなく、バレエの要素もあり、船旅の場面もあって全体的に華やかだった。
ストーリーの展開はアステア×ロジャース作品によくあるものなので、そこは安心できる。
だけど独特なダンスや凝った演出が毎回様々。
今回もやはり気楽に観れて楽しさしかない作品だった。