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さまよう魂たちのkeeper7のレビュー・感想・評価

さまよう魂たち(1996年製作の映画)
4.1
大好きな作品。この度BDで買い直したため久しぶりに鑑賞。

フィルマのレビューの少なさよ 驚
制作陣、キャスト、視覚効果陣など一流どころが結集していて物語も最高。作品の知名度はマイケル・J・フォックスが出演してるのにそんなに高くはない気がする超お得感ハンパないエンタメホラーコメディ作品。BTTFのゼメキス監督が製作総指揮、監督ピージャクのメジャーデビュー作品でもある。あと例の病の為、声優参加以外だと実質マイケル・J・フォックス主演の最後の作品ではないだろうか。

あらすじ
妻を交通事故で失ったフランクはその後幽霊と話せる様になり、その能力を使い三人の幽霊たちと組んでインチキ悪霊払いの商売を始める。そんな商売がきっかけで女医ルーシーと親しくなったフランク。だがある日、彼女の額に数字が浮かび上がった。最近多発している街の住民たちの突然死。その突然死した人々にも付いていた死の刻印だと知った彼は、三人の幽霊たちと共に死神と闘う事になるのだがーー

フォックスしかり、その他大御所俳優や所々に知ってる人は知ってる俳優が大挙出演。(ピージャクと息子も出ている笑)80年代ホラーブームの時、B級作品に出まくってたジェフリー・コムズがあまりパっとしなかったあの頃とは別人に思えるくらい本作品ではフォックスに劣らない素晴らしい怪演を見せてくれる。
視覚効果はまだCGIが明瞭期の作品のため所々荒いのが惜しい。もし現在のVFX技術で撮れていたら物凄いビジュアルになっただろう。だがそれでもこれだけのワクワク感が出せているのは凄い。ベイカー師匠監修の特殊メイクも流石のクオリティ。

とにかくこっち側の映画ファンは絶対観て損は無い傑作。
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