このレビューはネタバレを含みます
原作:ヴィクトル・ユゴー。脚本&台詞:ジャン・コクトー。
フランス映画史に残る男前、ジャン・マレーと美しさと品位を兼ね備えたクールビューティ、ダニエル・ダリューによる悲恋物語。
モノクロだがセットや衣裳の華やかさに目を奪われる。
ジャン・マレーが「ルイ・ブラス」と「ザファリ」の2役を見事に演じ分けている。見た目はそっくり(当たり前)だけど、表情や声の出し方、姿勢まで変化させてまるで別人。どちらも魅力的。
さらにジャン・マレー、宮廷からの脱出シーンや濁流シーン、綱渡りなどジャッキー・チェン並のアクションを見せてくれる。冒険活劇っぽい身のこなしも本当に魅力的。提灯ブルマ履いてるけど。
男前ジャン・マレー。ルーク・エヴァンスに激似。本当に男前。