録画鑑賞。
題名のみ知っていて、見逃してました。
最高に面白くてハッピーでノスタルジック！
オープニングのパリの景色が美しい。胸にキュンキュン響く。
私は若い時に一度行ったきりのパリだけど、ああ！ここ行った！（と言うかツアーで走り抜けた）
と、いちいち懐かしくなる景色。
本当は私はイギリス派で、
（イギリスには何回も行って、一人で街を彷徨い、地下鉄乗り回したっけ。）
フランスも、ツアーじゃなくてじっくりひとりで巡って歩いたら素敵だろうな、と思った。でもフランス語できないからな。
夜のパリの裏道に現れるクラシックなプジョーに乗り込むと…
もうもう、夢としか言いようのない素敵な世界！風変わりで魅力的な人々！
いつの時代も昔に憧れるものだと言うシニカルな展開だけれど
やっぱり！憧れる時代に入っていけるなんて、もう悶死してしまいそう。
雨に濡れるのが嫌でタクシーに乗り込む彼女と、雨が素敵と濡れて歩く彼女。何気ない小さなことだけど、決定的な価値観の差ですよね。
ほんとに幸せな気持ちになって、TVの前でエンディングの曲に合わせて踊ってしまったくらい
大好きな作品！
ところでウディ・アレンは雨が好きですね。
最近の作品も、レイニーデイ・イン・ニューヨークでした。
そして軽妙にすれ違う男女も変わらず。
とにかく！
素敵な作品に出会えて幸せです！
