おとなのみほん

ミッドナイト・イン・パリのおとなのみほんのレビュー・感想・評価

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)
3.6
これ前に観た直後はかなり自分的に評価が低かったんだけど、鑑賞から時間が経ち思うのは100年後、きっと誰かが私の生きた時代を羨むんだろうなあってこと。

デビッドフィンチャーを新作で観れた、ヴィルヌーヴも居た、スターウォーズを追えた。村上春樹が生きてる。レディオヘッドが居る。メリルストリープに、ダニエルデイルイス。幸せだなあ。

映画としての評価はやっぱりちょっとファンタジック過ぎて今一つなんだけど、誰もが持つ欲をこうして題材にし、ちょっと卑屈な主人公がみんなの夢を叶えるってゆうのは一体感が持てて好印象。


「芸をやる人と言うのは、みんなの好きな物をやる人と芸術性を突き通す人の二種類がいる。」と言われたことがある。そして「お金になるのはみんなの好きな物をやる人。きみは芸術性を突き通すタイプだけどそう言う人がいつ評価を貰えるかわかる?その人が死んだ後だよ。」と嫌味を言われたことがあるけど、この年、作品賞候補でサイレントに敬意を捧げたアーティストとジョルジュ・メリエスを主に置きフランス映画史に敬意を捧げたヒューゴと黄金期を題材にしたこの作品が選ばれたのはそういうことなんでしょう。
勿論小銭に目が眩むから二流は二流のままなんですと言い返しました。ちゃんちゃん。
現代の監督、小説家、画家、アーティスト、全ての芸術家達へ私は今の時代に生まれてあなたがたと生きれて幸せです!頑張れと言いたい!
こんな気持ちをくれたウディ・アレンへ感謝と、敬意を込めて締めまーす。