Jun426

ミッドナイト・イン・パリのJun426のネタバレレビュー・内容・結末

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

アーティストを志す者なら、一度は訪れたいと思う町だと思います。昔を懐かしむいわゆる"懐古"というのはどの時代にもあるのでしょう。今とか、現代というのは自分たち自身が常に直面している現実であり、現実は良い面より、悪い面や厳しい面の方が強く感じてしまうものなのだと思います。いつかの時代に戻りたいと思うものですが、今という時代の厳しさも大変さも全部受け入れて、素敵な時を感じられたら理想ですね。
時代が錯誤する作品というのはやはりとてもロマンチックであります。自分の行動が周りに与えている影響が書物等で目に見えて感じることができたり、人の気持ちやもどかしさを感じるまさに時間の経過というものがそこにはわかりやすく存在しているからです。
最後の雨に打たれるシーンはとても素敵でした。あういう、些細なところで共感できることが、何よりの喜びかもしれませんね。
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