きょうもテレビのまえ

ミッドナイト・イン・パリのきょうもテレビのまえのレビュー・感想・評価

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)
4.2
劇中の1920年代、ピカソの愛人であるところのマリオン・コティヤールは華やかな情緒のあった昔のパリへ行きたいと言う。懐古主義というのはロマンなのか現実逃避なのか。主人公が言うように結局は今を受け入れて生きていくしかない。単純だけど示唆に富んだウディらしいテーマ。

ウディ・アレンのパリ物は何故かロマンチックだ。ラストシーンのなんと粋なこと。これがパリという街の魅力なのか。
マリオン、レイチェル・マクアダムス、レア・セドゥなど、女優陣が豪華なのも過去のパリ物『世界中がアイ・ラヴ・ユー』と似ている点。