ぐりんでる

ミッドナイト・イン・パリのぐりんでるのレビュー・感想・評価

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)
4.3
フィッツジェラルド
ヘミングウェイ
ガートルード
ブニュエル
闘牛マン
ピカソ
ダリ 🦏🦏🦏etc

結婚寸前のカップルがフランス旅行?しにくる。価値観の違いを感じながらも、主人公は崇拝する偉人たちの生きていた時代にタイムスリップできるスポットを偶然見つけてしまう…

まずいな…下二人以外ちらっと名前くらいしか聞いたことない……いや、正直に言おう。一部以外名前すらろくに知らないのであった……🤢

そう、例え教養を持ち合わせていなくても、あぁ〜この人ね、う、うん、知ってる知ってる…😅状態でも楽しめる、主人公の興奮具合からとんでもない偉人だということは充分に伝わってくる。それだけで面白い。

そして、何より魅力はパリの景色でしょう。一つ一つが絵になるような街の風景には芸術が深く刻み込まれている。夜にタクシーに乗らず散歩しながら宿に帰りたい気持ちがすごくよくわかるよ

ちょっと酔っ払って、夜のパリを歩くなんて自分にも酔うだろなぁ…そして、アバンチュールな恋も始まっちゃうかもぉ…🥰

主人公は作家で、このパリの街に強く惹かれていて永住願望すら持っていた。創作者として居心地がよく芸術的に刺激的なこの街は、創作活動にいいエネルギーを与えてくれるんだろうね。

もし俺が何かしらの表現者であったならば、きっと主人公と同じような気持ちになったと思う。

そうでなくても、なんだか見ているだけで創作意欲が湧いてきたよ。そのくらいパリの街並みは魅力的なんだろう。それともただ主人公に感情移入しただけかな…

…それよりも確実にこの彼女やばいだろう。ヘミングウェイの最後の指摘は多分見てる人の大体の人が思っていたことだと思うよ。まぁいいけど笑

現在は不満なもん。あの頃への憧れや欲は無くならないけど、今を彩ることを頑張ろう。
というようなメッセージ性のある映画。


しかしレア・セドゥはやっぱり美人だなぁ
妖艶な美女からこういう素朴でキュートな子までハマるってポテンシャルの高さがすごいよ…