Kazu

ミッドナイト・イン・パリのKazuのネタバレレビュー・内容・結末

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

フランス、パリを舞台に主人公のギル・ペンダーが夜の12時の鐘の音とともに1920年代へと誘う車に乗ってタイムスリップする話。人は過去の時代にどうしても憧れを抱いてしまうようだ。現在を生きるギルは1920年代を、1920年代のパリでギルが恋に落ちたアドリアナは1890年代のベルエポックの時代をパリの黄金時代だと意見が食い違う。ビンテージや骨董品など古きは良きに執着しすぎると今の時代の良さや、価値を見落としてしまうかもしれない。いかなる時代も未来に生きる人々の憧れの時代であるのだから今を生きることは尊いことだ。あとは時代感がとてもわかりやすい演出で引き込まれた。ゆったりしていてクリエイティブでロマンチックな雰囲気が漂うパリの情景が美しかった。
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