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ミッドナイト・イン・パリのsonozyのレビュー・感想・評価

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)
4.5
ウディ・アレン脚本/監督作。
小説家を目指すハリウッドの脚本家が訪れたパリで、彼が黄金期と憧れる1920年代のパリにタイムスリップしちゃうお話。

再見ですが、やはり脚本が素晴らしい!
ウディ・アレンが脚本賞を多数受賞したのも納得です。
(ゴールデングローブ賞、アカデミー賞、全米脚本家組合賞ほか)

主人公のギル(オーウェン・ウィルソン)は、婚約者のイネス(レイチェル・マクアダムス)とその裕福な両親と共にパリに来ていますが、イネスの両親や偶然出会ったイネスの友人ポールなどと過ごすのに嫌気して、一人深夜のパリを歩く。
ホテルに戻る道に迷っていると、深夜0時に通りかかったクラシックカーの乗客に誘われるがままに乗り込み、とあるパーティ会場へ。

そこは、コール・ポーターがピアノを弾き、F・スコット・フィッツジェラルド&ゼルダ夫妻が登場。なんと憧れの1920年代のパリにタイムスリップしたようだ。
フィッツジェラルド夫妻と飲みに入ったバーでは、アーネスト・ヘミングウェイがいたり。。

執筆中の小説に意見をもらうためガートルード・スタイン(キャシー・ベイツ)のところを訪ねると、パブロ・ピカソとその愛人アドリアナ(マリオン・コティヤール)がいて、ギルはアドリアナに一目惚れしてしまう。

翌日も、同じ場所で深夜0時になると同じ車がやってきて、再び乗り込み・・
ギルは毎晩、1920年代へのタイムスリップを楽しみ、アドリアナとも。。。

サルバドール・ダリ(エイドリアン・ブロディ)も笑えるんですが、ルイス・ブニュエルも登場し、ギルが『皆殺しの天使』のアイデアを教えるシーンも爆笑。

アドリアナ役のマリオン・コティヤールの美しさにうっとり。
ギルがコール・ポーターの古いレコードを買う雑貨屋の女性役はレア・セドゥ。

“あの頃は良かった/あの時代に戻りたい”からの、“今が最高と思って生きよう”的なテーマもいいですね。

冒頭の美しいパリ、ラストの雨のパリ。シドニーベシェの♪「Si tu vois ma mère(僕の母だったら)」のクラリネットが沁みます。