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ミッドナイト・イン・パリのzonomanのレビュー・感想・評価

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)
3.7
素敵なパリの街並みを舞台に、100年200年前から変わらないからこそ描ける作品。

いつの時代でも"昔が良かった"と感じる人はいる訳で、その幻想が目の前に訪れたらというファンタジー映画。

主人公・ギルも1920年代に憧れを抱き、アドリアナへ恋をし、今との区別がつかなくなる寸前までいってしまうが、アドリアナも1800年代に憧れ、更にその時代の人たちは1700年代に憧れを抱いていた。

過去での体験を通し、ギルはパリに住むこととイネズの浮気を問い正すのだが、初めの弱々しい男だったイメージからひとつの信念を手にした男のイメージへと変化を感じられた。(初めてヘミングウェイと会い"作家なら自信を持て"と叱咤される台詞が繋がってるのかな?)

全体的に引きのシーンが多く、どのシーンを切りとってもパリの街並みは絵になるなぁと感じされました。
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