名作を生んだ偉人達と名作を生んだ場所
1920年にタイムスリップする事で贅沢な体験を経験することになる主人公
美しいパリの情景と名監督、ウディ・アレンの作り出す世界観が絶妙にマッチしている
俳優達も心なしか生き生きと演技をしているように感じた
「恋の街、パリ」「パリの雨の日は良い」
などと作品を通してパリの良さを押し付けがましくなく、それでいて自然に作中に溶け込ませるこの技量はウディアレンならでは。
主人公のギルが物作りに関して「20年代に生まれたかった。最も素晴らしい時代だ」と言っているのを見て
我々でいう映画に対する感覚に近いと感じた
要するに田中太郎で言う「映画は90年代が一番良い」と思っていることと一緒だ。
これから先も映画は無限に作られていくだろう
そして歳を重ねていく事に「○○年代の映画が良い」と意見が変わっていくかもしれない
自分がその生涯を終える時、最終的にどの時代の映画が好きなのか
知ったところで何にもならないが、生粋の映画好きとしては知りたいものがある
それを知るために、これから先も私は映画を見続けるのであろう
PS.パリ行きたぁ〜〜〜い!!
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[この映画のベスト俳優]
マリオン・コティヤール
[脚本面]☆☆☆☆
[映像面]☆☆☆☆
[ストーリー性]☆☆☆
[オススメ度]☆☆☆☆