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ミッドナイト・イン・パリのugのネタバレレビュー・内容・結末

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

音楽、映像美しい
ヘミングウェイのキャラいい
芸術家たちは皆イメージ通りに作り込まれかっこいいし独創的
そしてアドリアナが美しい
エイドリアンブロディかっこいい
ストーリーは、現代の人間の美しくない部分が目につく、それも主人公の目を通したものなのかもしれない。20年代の人々だってベルエポックの人々だって美しい面ばかりではないのだろう。
だからこそ懐古主義や拒絶主義、思い込みや強迫観念から放たれて真の目で見つめ現実と立ち向かうことが大事だと感じる。

思想的な点はそのくらいにして、20年代とアドリアナの魅せ方は美しい、次々と出てくる20年代の偉人たちがワクワクさせる、映像のマットさもかわいらしいし現実との対比が面白い。主人公やその婚約者らの現状にイライラさせられる部分もあるがその分主人公同様見ている側も夜のパリ、そして20年代のパリを待ち遠しく思わせられ魅せられていく構造がよかった。


浮気も夢も最後の恋もパリが見せる夢か
教養人とは相容れないスタンスを強く感じすぎたのと現代シーンのストレスはちよっときつい
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