みおこし

アトランティス/失われた帝国のみおこしのレビュー・感想・評価

3.4
ウォルト・ディズニー生誕100周年の節目に作られた作品。当時としてはかなり画期的な映像美、そしてダイナミックなアドベンチャー大作として話題になっていた印象。

博物館で学芸員として働く言語学者のマイロは、失われた帝国【アトランティス】に関する学説を唱えるが、周りには相手にされない。そんな中、唯一有力者のウィットモアという謎の男が彼の作戦に心惹かれ、彼の探検隊とともにマイロはアトランティスを求める旅に出る...。

観終わって最初に思ったのは、雰囲気がすごくジブリに似ていたということ。まさに『天空の城ラピュタ』や『ハウルの動く城』を彷彿とさせる、独特の世界観を持ったアドベンチャー作品ということで、それまで比較的世界観が限られていたディズニー作品の中では異色とも言えるほどのスケールの大きさ。戦闘シーンがガッツリあるし、色遣いも暗い寒色が多めなのも印象的。広大な海や空を描いた映像美は言わずもがな!
色んな点がディズニーの長い歴史の中でもかなり画期的な試みだったのだろうなと。

主役のマイロはひ弱だし決してイケメンでは無いのですが、なんだか憎めない! (笑)
ヒロインのキーダは歴代の人気プリンセスに負けない魅力があって素敵でした。
他のキャラクターも掘り下げれば掘り下げるほど深そうな気配だったので、何回か見直したいところ!
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