ねっしー

アトランティス/失われた帝国のねっしーのレビュー・感想・評価

3.6
予想に反しておもしろかった!
これは食わず嫌いでした笑

若干ストーリーの為にキャラを動かしている感はありますが、予測に反したエピソードもあったりして純粋に楽しかったです。

登場人数も多いのに、生理的に不快になるキャラがいなかったのは大きいです。


ディズニー長編アニメーションの括りでは『コルドロン』以来、2作目のセカイ系ですね!
『風の谷のナウシカ』などジブリの匂いが強い!

ちなみにこの年のジブリは『千と千尋の神隠し』でした。PIXARは『Monsters, Inc.』、ニコロデオンは『ジミー・ニュートロン 僕は天才発明家!』(日本ではビデオスルーだけどアメリカでは大ヒット)。さらにアカデミー長編アニメーション賞が始まった年でアニメ業界に活気があるシーズンでした。
その中でどの賞にもノミネートされなかった、ディズニー第二暗黒期を表す作品の一つですね。

同時多発テロの年でもあるので、この映画の暗い部分があまり受け入れられなかったのかもしれません。

そもそも主人公が敵を殺すシーンはディズニー初なのではないでしょうか…。
敵に対してがっつり戦争を仕掛ける、みたいなのも唯一な気がします。
『美女と野獣』のコミカルな感じでも、『ライオン・キング』や『ダイナソー』のような自然の世界の事とも違う直接的な表現です。

そう考えると評価されない理由は見えてきそうですね。













ヘルガ・シンクレアちゃんをしっかり処理してほしい。
ヒロインかと思ったのになんなの笑
ねっしー

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