みりお

プリティ・プリンセスのみりおのレビュー・感想・評価

プリティ・プリンセス(2001年製作の映画)
3.5
アン・ハサウェイをスターダムへ押し上げた伝説のデビュー作🌟
ようやく観られた〜❣️
髪も眉もボサボサでもたしかにアン・ハサウェイ感はあるし、可愛さが漏れちゃってる💓
ただやっぱりまだまだ少女だし、多少野暮ったさもあって、それが程よいバランス✨

ある日突然、「あなたはプリンセスです」って言われたら…
女の子なら誰しも一度は夢見たような展開が、少女らしい葛藤や難しい友達関係を絡めて描かれてるので、ずっと飽きさせません💛
でももう少し、プリンセス感のある目を見張るようなお衣装とかアクセとかあったらテンション上がったなぁ😝🌟

そして幼い少女だったミアが多くのことを学び、プリンセスの自覚を覚えていく様子はとても素晴らしい✨
「勇気とは、恐れないことではない。挑戦することをやめることだ」
「自分の価値は、他人が決めるものではない」
外見や所作をプリンセスのように整えることだけでは成長できない。
内面を強く美しく磨いて、人として成長してこそ、プリンセスに相応しい人物になっていくのだと、ラストのミアの堂々たるスピーチが物語ってくれます💓
スピーチを終えた時のミアの顔は、びしょ濡れでメイクもほぼしていないのに、もう15歳の少女ではなく、立派なレディに見えるから不思議❣️
アン・ハサウェイの演技力はこの頃から顕在だったんだなぁと感じさせてくれました✨


【ストーリー】

内気でドジでルックスもイマイチな高校生のミア(アン・ハサウェイ)。
そんなミアはある日、自身がジェノヴィア国のプリンセスで、唯一の王位継承者だと告げられる。
目立つことが苦手な彼女はすっかりパニック状態で王位継承権を放棄しようとするが、3週間後の舞踏会まででプリンセス教育を受け、そこでミア自身が選択することになる。


【キャスト・スタッフ】

*監督:ゲイリー・マーシャル

米・ニューヨーク州出身🇺🇸
1961年に『基地潜入』で映画デビュー🌟
『007 ゴールドフィンガー』や『ER』に出演すると同時に、脚本家としてTVのコメディシリーズ等を手がけ、TVドラマの監督を数本務めたのちに、『病院狂時代』(1982)で映画監督としてのキャリアをスタート✨
主な監督作は『プリティ・ウーマン』『バレンタインデー』『ニューイヤーズ・イブ』など。


*ミア:アン・ハサウェイ

『ダークナイト ライジング』でみりぺでぃあ記載済🌟
撮影当時は19歳だったそうで、たしかに15歳にしては大人びてるなぁと思わせつつも、アン・ハサウェイが完成される前のあどけなく、少し野暮ったい普通の女の子を演じていてすごくよかった❣️
女の子って眉毛と髪の毛でやっぱ大きく変わるよなぁ✨
後にオスカーを獲る美しい歌声も既に披露していて、これがデビュー作かぁとしみじみ観てしまいました🎶


*クラリス・レナルディ女王:ジュリー・アンドリュース

さすがの存在感と気品で、本作を契機に人気が再燃したというのも納得の演技でした💓
歌声が聴きたかったのが正直なところだから、久しぶりにメリポピ観ようかな🎶
彼女はイングランド出身🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿
アンドリュースは1948年に舞台デビューし、1954年に『ボーイ・フレンド』でブロードウェイデビュー🌟
その後『マイ・フェア・レディ』や『キャメロット』でトニー賞にノミネートされ、舞台女優として名声を得たそうです✨
そして『キャメロット』の公演を観たディズニー関係者が、「なにをやっても完璧」なナニー像にピッタリだとして彼女をスカウトし、『メリー・ポピンズ』(1964)で長編映画デビュー🌟
そしてアカデミー主演女優賞を獲得しました❣️
また『サウンド・オブ・ミュージック』(1965)では2回目のアカデミー賞ノミネートも果たし、ゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞しました✨
その後も華々しいキャリアを積んだ彼女ですが、1997年に喉に違和感を覚え声帯切除の手術を受けて、アンドリュースの代名詞ともいえる4オクターブの歌声は失われてしまったそうですが、その後もディズニー作品やドリームワークス作品の声優を多数務めるなど活躍は続いています✨
主な出演作は『モダン・ミリー』『ビクター/ビクトリア』『シュレック』シリーズ、『ミニオン』シリーズ、『魔法にかけられて』『アクアマン』など。


*ジョー:ヘクター・エリゾンド

ジョーが本当に良かった☺️❣️
お話しの程よい緩衝材になっていて、彼の優しい微笑みと、女王への温かい愛に涙が出ました😢💓
米・ニューヨーク州出身🇺🇸
教師を目指していたそうですが、家族を養うために学校を中退。
しかし結婚後8年ほどで離婚した後に俳優を目指し始めたという異色の経歴の持ち主👀
そのため1963年に初めてオフ・ブロードウェイの舞台に立ったとき、彼は27歳だったそうです。
1970年『追撃のバラード』で映画デビュー🌟
そして1980年代にゲイリー・マーシャルと出会い彼の作品の常連となったそうです。
主な出演作は『アメリカン・ジゴロ』『プリティ・ウーマン』『ビバヒル3』『ニューイヤーズ・イブ』など。


*リリー・モスコヴィッツ:ヘザー・マタラッツォ

あんま可愛げはないリリーだったけど、とてもいい味を出していました✨
この作品でアン・ハサウェイと本当の親友のように仲良くなったというリリーは、いまでも連絡を取り合うくらいの仲だそうです☺️💖
彼女は米・ニューヨーク州出身🇺🇸
11歳の時からTVに出演し始め、13歳の時に『ウェルカム・ドールハウス』(1995)でインディペンデント・スピリット賞新人俳優賞を受賞したそうです✨
主な出演作は『スクリーム3』など。


*ラナ:マンディ・ムーア

おぉ〜❣️ここにマンディ・ムーアが❣️
これがデビュー作なのかぁ〜❤️
彼女のオンステージ的場面もあって、とっても嬉しかったです(*´꒳`*)
マンディは米・ニューハンプシャー州出身🇺🇸
1998年、14歳でレコード会社と契約してあっという間にスターとなったマンディ✨
2001年に本作で映画デビューし、2002年の『ウォーク・トゥ・リメンバー』は世界中でヒットしました✨
また2010年の『塔の上のラプンツェル』ではラプンツェル役の声優に抜擢され「輝く未来(I see the light)」が、第83回アカデミー賞歌曲部門にもノミネートされました💓
主な出演作は『アメリカン・ドリームズ』『海底47m』など。
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