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不良少女モニカのyのレビュー・感想・評価

不良少女モニカ(1952年製作の映画)
3.8
ベルイマンの初期の作品。
中期以降の信仰とか人間の深掘りではなくて、社会的な描写のものだと。
低予算ながら伝わるものは伝わる。
貧しい生活の子供、老いても酔っ払って生きていく老人、労働者階級の社会を二人を中心に撮りながらみせてるように思う。

にしても、主人公の男の人が、お人好しというのか、
「あぁあ。なんでモニカの希望通りに付き合ってしまうかなぁ」
と何度か思った。
主人公と赤ちゃんがかわいそう。

主人公の「よわいものいじめばかりだ」という怒り、でも家族が増え、耐える価値があるものを見つける。
主人公の父親も「耐えるしか無い」(胃のことだけでは無いだろう)

耐えてなんとなく暮らしていく人たちもいれば、少し間違えると・・・。

どこの国もいつの時代も労働者はこのようなものだよと。