冒頭の配達シーンがかなりヌーヴェル・ヴァーグっぽい。ボートで各地(群島?)をめぐるマーク・トウェイン的サバイバルな逃避行はそれなりに楽しいが、夏から冬への移り変わりに「あのころ」と「いま」の落差を象…
>>続きを読む何と言っても以降ベルイマン映画の常連になるハリエット・アンデルセン演じつモニカが魅力的だ。ちょっと大谷直子に似ている
不良と付き合いつつも、真面目な青年に惹かれるモニカ、妊娠と子育てで次第に自由を失…
このレビューはネタバレを含みます
難解と言われるベルイマン監督作品の中でも、かなり分かりやすいストーリーになってるのが本作です。監督のイメージにある宗教的なものの描写もありません。
内気な少年ハリーは、少女モニカ(ハリエット・アン…
不良少女…不良というのか何なのか。若気の至りですかな。やたらこちらを見つめてくるカメラワークにドキドキしてしまいました。笑 モニカの三つ編みの似合わなさよ!そして男の子が可哀想。でもモニカの気持ちも…
>>続きを読むイケアの国の若い男女はひと夏の眩いばかりの青春を経て、妊娠と生活の現実に対面する。不良と云うより駄々っ子に近い存在のモニカとロジカルなハリーの深まる溝は若く苦々しい。奔放なモニカは魅力的ではあるもの…
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コントラストの強いモノクロの画面が美しい。
ここぞというときに人物をクローズアップで撮り、言葉にならない心情を表す。これは後期の作品にも通ずるけれど、ベルイマン特有の手法と言えるのかな。
未熟な男…
ボートの中でカメラに背を向けて着替えるシーンがあって、なんかすげえ構図と思った。海岸で夏を過ごすパートは美しいですね。若者らしいみずみずしさと大胆さで、生涯一度の輝きって感じで。モニカがとても魅力的…
>>続きを読む邦題が気に食わない笑
最初半分くらいはコテコテのラブストーリーかと思ってびっくりしたけど、後半はやっぱりBergmanだった〜。クロースアップの長さ、見たいところを見せずに観客に想像させるあたりが非…