じゃっく

ブルーベルベットのじゃっくのレビュー・感想・評価

ブルーベルベット(1986年製作の映画)
5.0
日常の影にひっそりと息を潜める非日常。違和感に包まれたその“不思議な世界”は 狂気的であると同時に芸術的でもある。こんな幻想的悪夢、リンチにしか描けない。暴力とセックスに彩られた強烈すぎる悪夢。光に満ちた世界の裏側には、ぼくたちが知ることのない闇の世界が広がっている。光と闇は表裏一体。

『マルホランド・ドライブ』や『ロスト・ハイウェイ』と比べても、物凄く綺麗にまとめきったという印象。

それにしてもデニス・ホッパー、恐るべし。変態の域を超えてる。狂ってる。
じゃっく

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