ななきち

ブルーベルベットのななきちのレビュー・感想・評価

ブルーベルベット(1986年製作の映画)
3.6
平和な田舎町で、青年ジェフリーが切断された耳を偶然発見する。事の真相に興味を持った青年は、不可解な事件に巻き込まれていく。

耳に始まり耳に終わるリンチのカルト映画
(『マルホランド・ドライブ』での"箱"的な?)
リンチ映画の中ではわりとあらすじがはっきりしている作品らしく、めちゃくちゃ身構えてみたからかなんとなく拍子抜け

表と裏
暴力と倒錯

ああ、リンチぽいなあっていうシーンが多々あって気味悪い
オープニングのシュールな光景やら、車の上で踊ってる少女やら、オレンジのスーツの男やら
なんかリンチの世界観て、日本人には合わなそうな感じがするから、意外と評価が高いことに驚いている....

リンチの作品は難解な分、ちょっと無理やりな考察もできるので、いろんな人の思いもよらないような考察を読むのが楽しいです

エンディングはちょっと意外な感じだけど、どうもハッピーエンドにはみえなくて怖いですねえ


ヒロインがローラダーンだった.....ジェラシックパーク観たばっかだったのにつらい.....
ななきち

ななきち