マッシュroom

ベリッシマのマッシュroomのレビュー・感想・評価

ベリッシマ(1951年製作の映画)
3.6
まるで何者かに追われ
その不安を追い払うかのように
娘に夢を託す母親の奮闘劇。
住民を巻き込んでの小競り合いなど
女優の夢を託す愛娘を差し置いての
女優さながらの母の演技に
この世の全ての女性が女優であるという事を痛感させれる。
終始、まくしたてる母親の印象が色濃く残る作品ではあるが
彼女の気迫溢れる演技と
それに比例するかのように娘に対する愛情深さ
その母を引き立てる子供の演技は素晴らしかった。