監督も女優も韓国から拉致してきた人ってのが恐ろしすぎだけど、面白かったわ。北朝鮮の作品だからいつ万歳!万歳!て言うのかしら?と構えていたら、ピギー!!プルガサリが可愛すぎて椅子から転げ落ちたわ。なんじゃこりゃああああ。
誕生シーンから可愛い💕💕
鍛冶屋の父ちゃんが牢屋の中で米をこねてこねて最後の力を振り絞り、手のひらサイズのプルガサリを作って逝ってまう。コンビ太郎を思い出したよ。
娘がプルガサリを持って帰り針仕事中に指を刺してしまい血がプルガサリにかかる。そしたら、なんと動き出したぁー。
ピギー!ピギー!針をバリバリ食べて一緒に布団でネンネして起きたらでかなっとる。鉄を食べればでかくなるプルガサリ。途中川遊びするプルガサリ可愛いよ可愛いよ!どんどん大怪獣になる過程が愛くるしかったよ。
メインの話は農民軍vs官軍の争いで、全くプルガサリに怯まない将軍様や突如シャーマンが現れたり中々面白い。そして、限られた資源である鉄しか食えないプルガサリの行く末が最後まで目が離せなかった。そこがこの映画のミソで「この国の鉄がなくなれば他国に行き戦争が起こるわ。」と、ラストの金日成勲章に輝く云々という字幕に、おぅーとやはり黙ってしまいましたわ。プルガサリがいいように使われただけかよ。て気づいちゃうと娯楽作品なのに冷たいものを感じちゃう。
迫力ある王宮の破壊シーンは必見。甲冑や民族衣装も普段見慣れぬデザインも楽しめました。Amazonの頭の良い人のレビュー読んだらああなるへそって感じで!
北朝鮮の映画ってだけで観て損はなしだっね!