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プルガサリ 伝説の大怪獣のさっのレビュー・感想・評価

プルガサリ 伝説の大怪獣(1985年製作の映画)
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『大魔神』のオマージュ、くらいに考えてたらそれ以上。展開するのはまったくの農民戦争。しかも朝廷倒して終わらないまさかの結末。ここら辺は民間伝承、奇譚の味わい

プルガサリの存在もユニークで目を引く。人間大で農民軍と一緒に進撃する姿などおもしろい

特撮のレベルが非常に高い。ミニサイズのときの裁縫箱や戸のセット、檻の中で火だるまになる場面等々。とりわけクライマックスの巨大な王宮の破壊がインパクト大。その後で廃墟と化した王宮に腹を空かせて佇むプルガサリのショットの不吉な予感!

王「善政に対して反乱など許せん!」……北朝鮮映画ということを考えるとすげえ皮肉。火の塊がゴロゴロ落ちてくる斜面を進む農民の大群なんかはさすが人権のない国(?)
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