高麗末期の朝鮮、人々は悪の皇帝によって苦しい生活をさせられていた。
拷問されて投獄されていたとある鍛治職人の老人が米粒を集めてプルガサリという伝説の怪獣の人形を作り上げた。
老人の孫娘アミはプルガサリの人形を形見として大切にするが、ある時その人形に血がかかってしまい・・・・。
北朝鮮が製作した幻のある意味激レアな特撮怪獣スペクタクル映画‼︎
ストーリーは日本の大魔神とそっくりだったけど、全体的にはよくできていた。
まず生まれたばかりのプルガサリがミニラそっくりでなかなかかわいかった。鉄を食べてだんだん成長していくという設定も良かったと思う。
北朝鮮製作だけあり朝鮮人民軍導入の合戦シーンやアクションシーンはさすがだ‼︎と言わんばかりの迫力のある出来でプルガサリと並ぶ見所のシーンだと思う。
ちゃんとプルガサリが宮殿を壊すなどそれなりに特撮の迫力満点なシーンがあったのも好印象である。
ただ悪人たちの演技がややオーバーな気はするし、ラストのめちゃくちゃ悲しい終わり方などはどうかと思うけどある意味一度は見ておくべきである怪獣映画なのは間違いないと思う。
