ウィンがなかなか清々しいクズだったけどファイはなんだかんだいうこと聞いてしまって、愛してたんだなぁとじんわりする反面、そんな男やめろ！と思ってしまう笑
幸福の描写は繊細で言葉たらず、そのくせ嫉妬や苛立ちははっきり描かれてるのでどうしてもそっちに引きずられる。ファイがウィンと決別を決めるまではつらい展開続き。でも憂鬱で不安そうでぜんぜん笑わないファイは不思議と魅力的なんだよなぁ、、
前半がつらいからこそ、二人で踊った夜の映像がとっても美しいものとして扱われる。良いですよね、あの絵とダンス。
ラストの「世界のどこにいてもその気になれば会える」っていうのは、チャンとの希望でもあるようだし、ウィンのことを言ってるようでもある。ウィンはやめておけ！
シェードランプの二人の絵はウィンが描き加えたのかな。分かんないや。
映像は終始美しいです。モノクロとカラー両方使ってるの珍しいですね。ウィンと再開してやり直し始めた辺りから色がついたからファイにとってウィンが生活の色彩そのものだったのかなぁ。
