いわやん

翼の凱歌のいわやんのレビュー・感想・評価

翼の凱歌(1942年製作の映画)
4.0
大東亜戦争での戦意高揚作品。

戦時中の作品と言うことで、ちょっとナメてましたが、凄い作品ですね。

脚本に黒澤明が参加していて、特撮は円谷英二。

当時の帝国陸軍の協力により、戦闘機の場面は本物で。

本編中に、日本軍の戦闘機が空中で旋回飛行とかを披露しますが、今のアクロバット飛行より激しく、まるで鳥が舞うような運動能力に驚嘆しました。

ストーリーは、戦時中なので軍の都合よくなっていて、亡き母を偲ぶ兄弟が、兄は撃墜王、弟はテストパイロットで。

ある試作機「隼」のテスト飛行で、墜落した弟の代わりに、兄が同じ型の試作機にテスト飛行を挑む。

黒澤明が参加しているので、話しも良かったと思いましたが、この後の戦局を考えると・・。

ちなみに、さすがに戦前(ある意味)の作品でしたので・・と思いましたが、特撮好きの私は、
端役で、「ウルトラQあけてくれ!」の主役「沢村」の柳谷寛 を確認しました。
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