杜口

スポーンの杜口のレビュー・感想・評価

スポーン(1997年製作の映画)
2.9
確かにあんま面白くない。

そもそも、オリジンのとこ長すぎ笑

それに、スパイダーマン見た後だからかもしれんが、演出の悪さが凄い目立つ。
クラウンがべらべら無駄口を叩いてなければテンポ悪くて見てられん。
ただでさえだらだらオリジンの部分描いてて見てるの辛いのに、やっとそれ終わったと思ったら今度は能力が急には上手く扱えないときた。
スパイダーマンならフラッシュに食べ物ぶちまけたりとか、蜘蛛の糸上手く扱えないで壁に激突したりとかコメディとして描いたりして能力が扱えるまでを面白く見せてる。
でも、これはなんかおっさんがどうすりゃいいんだと右往左往してるだけじゃん笑 そりゃ面白くないよ。

で、それ終わってやっとアクション見せてくれるかと思ったら、パッとしない戦闘を見せられる。ラストのバトルもなんか画面全体が同じような色してるから、戦闘が見づらいのなんの。

もう、映画単体として褒められるとこはマスクに変身するとことか、ひるがえるマントのカッコよさとか、ヒーローの見た目のみ。


ただ、この映画はCGを駆使したアメコミ映画の先駆者として頑張ったとは思う。
今作は失敗したものの、3年後に公開されたX-MENの成功をもってアメコミ映画はその後たくさん作られるわけだから、スポーンで果敢にもCGに挑戦してくれたことは称賛されるべきことであると思う。
杜口

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