アメコミ「スポーン」の映画。
ダークヒーローが大好きなので今作も見ることにしました。
あらすじ-------------------------------
CIAの工作員シモンズは、任務として向かった場所で上司のウィン長官にハメられ、焼き殺されてしまう。
大火傷を負った顔で目覚めたシモンズは、地獄の悪鬼クラウンと出会い、シモンズの死から5年がたち、恋人ワンダがすでに親友テリーと結婚、子供が生まれたことを知らされ、地獄の軍団を率いるスポーンとなることを持ちかけられる。
スポーンとなり蘇ったシモンズはウィン長官への復讐を誓う。
一方、ウィン長官はクラウンからあることをそそのかされる。細菌兵器の起爆装置を心臓に埋め込み、心臓が止まると世界中に配備した細菌兵器が爆破される仕組みにすることで、ウィンが殺されることはないと言う。
クラウンの狙いは、スポーンにウィンを殺させて細菌兵器を起動させ、人間界を征服することにあった。
スポーンのウィンへの復讐、妻への愛、地獄の軍勢との戦いの行方はどうなるのか…。
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まずパッケージがカッコよすぎて…。暗闇の中に目が光るこのビジュアルだけで見たくなりました。
内容は、市民や他人を守る、助ける、というよりは、自分を貶めた連中への復讐と、妻が知らない間に他の男に取られちゃったことに対する嫉妬心によって突き動かされる、完全個人的感情ヒーローでした。
そのため、むしろ感情移入しやすく、スポーンが暴れまわって我を忘れている様子なんかも興味深く見れました。
ただ、地獄のCGは、なんとかならんか!という感じでした。ショ、ショボい…。当時ならもう少しリアルに作れた気がしますが…。どんなもんでしょうか。他の戦闘シーンの出来が良いだけに残念でした。