スズランテープ

イディオッツのスズランテープのレビュー・感想・評価

イディオッツ(1998年製作の映画)
4.3
初トリアー。
いや〜こういう作品を待っていたというほど、痛快な作品でした。

映画界隈に潜むジメジメとした欺瞞がメキメキと剥がされる感覚が堪りませんでしたね。問題提起としてこれほどまで観客を巻き込んで価値観を揺さぶる作品も珍しいのではないでしょうか。

私たちの価値観の根本的なスタンスに響きました。同時にスタンリーキューブリック監督の『人間の本質を理解していない制度は機能しない』という名言を思い出しましたよね。

社会的、人間的な良いイメージを排除した純粋な人間そのものに迫った作品でした。

考えさせるとかのレベルではないです。
スズランテープ

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