クリーム

イディオッツのクリームのレビュー・感想・評価

イディオッツ(1998年製作の映画)
2.5
不快な内容とは聞いてたけど、さすがに途中で辞めようかと思った。まぁ酷い内容です。知的障害者のふりをして周囲の人々の偽善を暴こうとする集団グループ「イディオッツ」の話。ヤバい映画として、挙げられる事が多いので一度観てみようと軽い気持ちで、観て後悔しました。何を意図して作られたのか理解出来ないシロモノでした。



ネタバレ↓




健常者が障害者のふりをするって、まず倫理観はゼロ。偽善を暴こうと言うコンセプトなのに無銭飲食とかお金を稼いだり、恐喝したりの為に障害者のふりをするので、本当にムカムカします。イディオッツのメンバーには、精神的に病んだ人も実際にいて、その人達をいいように利用してる感も最悪でした。
ラストに自分の家族前で障害者のふりをしたら、本当のグループの一員として認めるというテストをする事になり、次々と脱落者が出る中、カレンだけが障害者のふりを家族の前でします。2週間行方不明で、帰って来たと思ったら、障害者のふりって…。家族が気の毒過ぎるし、彼女の子供が亡くなったと言う悲しい出来事を考慮しても意味が解らない終わり方にモヤモヤと不快感しか残らない。
ストファーの叔父の家に転がり込んで生活しているメンバーでしたが、偽善を暴くと言っているのは形だけ、ただのやりたい放題な集団。ジャケのシーンは、乱交パーティーでした。最悪な映画だった。
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