ウシュアイア

アバターのウシュアイアのレビュー・感想・評価

アバター(2009年製作の映画)
4.3
下半身不随となった海兵隊員のジェイクは,莫大な鉱物資源が眠る辺境の星・パンドラへ送られ,現地の先住知的生命体のナヴィ族の姿容をした人造人間(生命体)アバターと自身の脳をリンクさせて,アバターの姿でナヴィ族にもぐりこむことになる。


ストーリーは,ハリウッド版「もののけ姫」という印象で,あとは「エヴァンゲリオン」や「風の谷のナウシカ」そして「エイリアン」といった要素が混ざった話で,あまり斬新さは感じなかった。

しかし,それ以上に映画で描かれる未来の姿はとてつもなく想像力をかきたてられるものがあり,また詳細に至るまでの映像の美しさやリアリティーには圧巻であった。

3D映画らしい3D映画は初めて観たが,2Dより質感があってグロいものはグロさが増して気持ち悪さもあったが,ついにここまで来たか,という印象である。

しかし,ディズニーランドの『キャプテンEO』や『スターツアーズ』が好きだった自分としては,3D映像の技術があるにも関わらず,映画でそれをやってこなかったのはナゼなのだろう?と思う。
(2010年1月30日)
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