ダース米田

アバターのダース米田のレビュー・感想・評価

アバター(2009年製作の映画)
4.7
地球から遠く離れた神秘なる惑星「パンドラ」。この惑星でのみ採掘される未知なる物質「アンオブタニウム」は物体を浮かす効力を秘めた驚異の物質だった。
地球での利用を求めて軍が調査団を送るも、原住民種族の「ナヴィ」との抗争も絶えなかった。
そして今回新たに派遣されることとなった班の中には、双子の兄弟の代理で任務に臨むこととなったジェイク。下半身の麻痺を抱える彼だったが、意識を移すアバターを用いることで、自在に歩ける姿となるのだった。
この先、ジェイクを待ち受ける壮絶な運命とは!?


世界興行収入27億ドルという桁違いなミラクルヒットを記録したジェームズ・キャメロン監督によるSF超大作。
神秘と大自然に満ちたパンドラの情景や世界観、言語学の解析から始めて作り上げたナヴィ族、そして何より初めての本格派3D映像。
映画の設定は何もかもが完璧と言うほどの完成度を誇る作り込みで、これだけの要素を詰め込んだ作品は他にはないと言っていいほど(スターウォーズにだって決して負けてない)!!

ストーリー展開は確かにありがちな所は感じられたけど、それを補う多彩な魅力に溢れています。なにより体感型の映画を生み出したキャメロン監督の功績は極めて大きい。劇場で見れた感動を死ぬまで大切にしたい作品です。


さて続編はどうなることか。当初の予定では2014年末公開予定だったのに毎年「1年延期」と報じられ続け、2016年現在もまだまだプリプロダクション状態がせいぜい。
続編ハードルがスターウォーズ以上に高いと思われるだけに、それに挑むキャメロン監督には期待したいね。


毎日レビュー通算1年達成!!
ダース米田

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