今宵の夕食で、長男がぽつりと呟いた。
「アバターの2作目、また延期されるみたいよ。2018年公開無理だって」
「うん、それは驚かないね。昔、2014年に公開するって言ってたよ」
こんな我が家のような会話が世界ここかしこで交わされているのだろう。
キャメロンはこうも言っていたそうだ「俺はアバター2を作っているのはない。5部作のアバター2、アバター3、アバター4、アバター5を作っているんだ!」おそらく、記者はこう思っただろう「だから?」笑
でも、3D元年と言われたあの頃、全体が青っぽい惑星で、青っぽい異星の人たちに、どうも感情移入できないながらも、映像きれいだなぁ~、ビューンとバンシーに乗って飛行するのスリリングだなぁ~、とか、人間の浅ましさ描いているなぁ~、とか、変な植物いっぱいあるなぁ~、とか、やっぱり感情移入しづらいなぁ~、とか思った記憶がつらつら残っている。
全世界興収1位、2位作品の監督にはスタジオやプロデューサーも文句は言い辛いのだろうけど、私たち以上に、サム・ワーシントンはこのプロジェクトはいつ進むのだろう、とじりじりしていると思う。
そして、私たちが今、アバターの続編をそんなに待ち遠しく思っているかというと、そうでもなかったりして。