リリアソー

アバターのリリアソーのレビュー・感想・評価

アバター(2009年製作の映画)
4.8
勇者無双のお話しです(^^)

初めてこの映画を見たときは、主人公のことが好きになれませんでした。主人公は金に雇われた傭兵で、惑星の先住民達を騙す為に 先住民そっくりなアバターを操作しているように感じました。主人公が先住民側に付いたのは『たまたま』といった印象です。最初そう感じたのは、この映画のことを娯楽作品とはいえ宇宙人と人間との戦争映画として見ていた側面があったからのように思います。

改めて見直してみるとこの映画は完全にファンタジーでした。空飛ぶドラゴンのような生き物に、幻想的な風景、神話に彩られた世界です。公開当時3D映画としても話題に上がりましたが、血と内蔵が飛び交う戦争映画であるならば3D映画として上映されなかったはずです。ファンタジーであるならば、ロードオブザリングでフロドが指輪の所有者となったように、この映画の主人公も先住民側に付くのは『たまたま』ではなく『そうなる運命』だったのだと思います。

主人公は現地で勇者となり、かつての同胞達を葬る。戦争映画ならば裏切り者が主人公の💩以下の展開ですが、ファンタジー映画なら 先住民達の新たなる神話誕生の瞬間をえがいた劇熱作品です。

何度でも観賞に耐えうる良作ファンタジー映画だと思います。

見易さ★3 アクション★5