トンビ

アバターのトンビのレビュー・感想・評価

アバター(2009年製作の映画)
4.2
映画好きの方からの借り物シリーズ第一弾。

3D映画の先駆けとして有名な作品。
作品については知っていたが、正直内容なり、それ以上のものは知らなかった。

少しなめてました。
3Dありきの作品なんだと。
もちろん映像はかなり綺麗で、3Dを活かしたであろう描写も要所に見られた。
しかし、それだけでなく、ストーリーも壮大で、2時間半超えという長作品であったが、最後まで飽きずに十分楽しめるものだった。

ジェイクの境遇にどこか惹きつけられるものを感じた。
現実とアバターの体を行き来する中で、アバターの体では、脊髄損傷した足を動かすことができたり、新たな学びを得たりと、現実では実現し難いことが沢山ある。

また、眠りにつくと、現実の体に戻るという設定は上手いと思った。
これが、ジェイクの葛藤をより深めていたと感じた。

そして、ふと思ったが、今作品は、一種の人種差別に近いようなものを描いているように感じた。

いろんな視点で、いろんな分野で楽しめる壮大な作品だった。
ぜひ、3Dで見てみたかった…。
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