人気キャスタージョルジュの自宅に自分の家を隠し撮りしたテープが投げ入れられる
誰が何のためにと疑心暗鬼になる中、ずっと蓋をしてきた記憶が思い起こされる
やましさからジョルジュは妻に嘘をついたり周りにキレ散らかしたりと始終不安定な様子
無音で緊張感のある不穏な映像で物語に集中させる作り方がほんとに巧いなと感心しました
スリラーというほど怖い映画ではないけど一箇所だけ「ひゃっ」と声が出てしまったシーンがありました
テープを送りつけたのは誰かというミステリーではないのではっきりと犯人を明かしてはいないけど、最後まで見ると何となくあの人たちかなと思わされる場面がある、でもそうじゃないかもしれない、と『白いリボン』と同じような感覚で終わりました
自分がしたことへの報いは一生続くんだろうなと哀れな気持ちになりました