いやぁ〜面白いなぁ〜！
ハネケ監督の映画を観るのはコレでまだ4本目で、毎回観終わった後に監督のインタビュー観てるんですけど、本当丁寧に解説をしてくれるんですよねえ〜
ハネケの映画はミステリーの様に見えてそうじゃないって事がようやく分かってきました。誰が？なぜ？というのはこの人の映画を観る上ではあまり重要ではないんですね。今作ではある日差出人不明のビデオテープが届く事から物語が始まりますが、誰が？何のために？ってのは各々が勝手にあーだこーだと考えて良いんですよね、それが楽しいですよね〜
人間は誰もが大なり小なり罪を抱えていて、この主人公もそんなどこにでもいる人間の1人な訳ですから、当然共感出来ちゃうんですよね。どんなに幼い頃の罪でも消えないし、きっと誰かは覚えている。そんなことは当たり前ですけど、ついつい忘れそうになるし、忘れようとする。この映画を観てハッとした気持ちにさせられました。
