青山

SF/ボディ・スナッチャーの青山のレビュー・感想・評価

SF/ボディ・スナッチャー(1978年製作の映画)
3.6

宇宙から来たっぽいなんか変な植物みたいなのに寄生されると複製人間になってしまう。オリジナル人間たちは最近周りの人たちがおかしいことに気がつくが......というお話です。

オリジナルを観たかったけど間違えてリメイクを借りて来ちゃいました。結果的には面白かったのでOK。
映像が終始陰鬱な暗さでしかしじめっとはしてなくてカラッとした感じで異様な雰囲気がぷんぷん。複製人間という概念が怖すぎました。見た目はいつもの家族や友達や隣人なのに、明らかに別物である気持ち悪さ。そして、自分がそうなったらという恐ろしさ。眠るとなっちゃうっていうのがサスペンスの設定としてはずるいですね。むりじゃん勝てねえじゃんぜってー。
そんな絶望の予感がそのままどんどん現実になっていくように容赦なく繰り広げられるストーリーは厭な感じでありながら強く惹きつけてきやがります。ホラーのつもりで見たらホラーとしてではない怖さと悲しさが強くて見た後ずーんと暗い気持ちになりました。複製人間になるところの粘膜的な映像は面白かった。

ホラーとしての見所は、ヒロインの目玉が動くシーンです。
青山

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