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SF/ボディ・スナッチャーのNessのレビュー・感想・評価

SF/ボディ・スナッチャー(1978年製作の映画)
3.9
"よくわからないけれど、夫が別人なの"という女性の話からはじまるストーリー。「ライトスタッフ」のフィリップ・カウフマン監督作品。

植物を媒介にして人間の複製をつくり、増殖していく地球外生命体。身の回りの人の様子が"なにかおかしい"。オープニングの映像から不穏な雰囲気が漂います。

しかしなんと上手な侵略方法なことでしょう。おもしろいのは、地球外生命体たちは人間を殺すわけでもないし苦痛を与えるわけでもないこと。純粋な生存本能ゆえの行動だというのがわかる、筋の通った演出がGOODでした。

ラストシーンが超最高です。ボディスナッチャーは何度何度もリメイクされているので、他のも観てみようと思いました。

あなたの周りの最低な人も、ボディスナッチャーの餌食になってしまったと考えれば生きるのが楽になりそうです。
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