たむランボー怒りの脱出

SF/ボディ・スナッチャーのたむランボー怒りの脱出のレビュー・感想・評価

SF/ボディ・スナッチャー(1978年製作の映画)
5.0
傑作!
ビジュアルのインパクトが強い映画だが音の使い方もかなり良い。人面犬登場シーンでほんの数秒流れるカントリーミュージック的なマンドリンの旋律!ここは「なに!?」って思った。

あと、レナード・ニモイがジェフ・ゴールドブラムに掴みかかるときに自動車が近づいてくる音が挿入され、次のカットでドナルド・プレザンスがそれを引き剥がすときにはその音が素早くフェードアウトするなど、全体的に静寂の映画でありながら時おり特徴的な音を大きくかつ短く挿入することが見事な緩急の演出になってる。ラストカットのあの「声」は言わずもがな。