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暗殺の森のmeiのネタバレレビュー・内容・結末

暗殺の森(1970年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

映像もカッコ良いし、ストーリーも興味深かった。
正直『ラストエンペラー』は少しだるいな、、と思うところがあったのでベルトルッチ監督合わないかもしれない、、、と不安を感じていたんだけど大丈夫でした。
かなり東アジアに興味のある監督で、中華料理を食べるシーンや、日本語のシーンがあった。

結婚をイタロに伝えるシーンで、正常になりたい、というマルチェロは自身のセクシャリティがゲイだからで、それがトラウマからきてるものだと後からわかる。(関係ないけどリーノを撃つシーン、壁に初めから穴が開いているのがすごく分かる。)
現実逃避のようにファシストになる。信心深くないようなので、何かを信奉しないとやってけなかったのか。
盲目の人たちとのパーティーシーン。あれは何を表すんだろう。
反ファシストである大学時代の教授の暗殺命令を遂行するため会いに行くが、かなり揺れてる。マンガニエーロに半ば脅されたので決断。キッチンで脅されるというか説得されるシーンはちょっとゲイっぽい。
ジュリアとアンナのタンゴシーン、美しい。アンナはなんなの?アンナの存在がよくわからなかった。
結局保身のために教授とアンナ暗殺。その前に語っている夢、盲目の自分が教授に手術され目が見えるようになった。教授暗殺をやめていれば希望があったかもしれない。
暗殺の後、ファシストは衰退。
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