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侍女の物語の28のレビュー・感想・評価

侍女の物語(1990年製作の映画)
3.6
エイダン・クイン目当ての軽い気持ちで観始めたら、なかなか衝撃的だったディストピア映画。
キリスト教原理主義者が支配する近未来のアメリカでは、環境汚染と遺伝子実験によって出生率が低下し、妊娠ができる健康な女性は司令官たちの子を産むための道具『侍女』として仕える運命が待っていた…というお話。

女性たちは「of+所有者名」(主人の名がフレッドなら「オブフレッド」)と呼ばれ、読み書きはもちろん、自殺する自由も与えられないという徹底した管理支配ぶり。しかも何年経っても子ができなかったら原発事故の清掃員として強制送還される。恐怖。

結局ニック(エイダン・クイン)は何者だったのか消化不良だったけど、原作読んで納得。その後彼がどうなったかも書いてあって…(*_*;
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