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カンバセーション…盗聴…のlemmonのレビュー・感想・評価

カンバセーション…盗聴…(1973年製作の映画)
3.3
盗聴を生業とする男の、疑心暗鬼と孤独。
人間に対しては当然。
後半に物理的なものにまで信用が置けない滑稽さ。
最終的に信仰心まで揺らぐ。
いろいろと通り越した可笑しみが散りばめられる。

この男をジーンハックマンが演じる。
やりすぎず匠である😆。


実の所、メインであると思われる事件。
これはあまり大したことがない。面白みもない。
雰囲気作りの映像に、繰り返される似たシーンにもういいよ!となる。


主人公の疑心暗鬼からくる空想なのか、その辺がいまいちよくわからないシーンが結構あった。

あと盗聴に技ありのシーンがないはわざとなのかな🤔。主人公が仕事仲間からおちょくられるシーンもあったし、逆に盗聴なんて、、、を言いたかった?


滑稽さが浮き彫りになる人間ドラマとしてはとても楽しかった。ただ少しだけ長く感じた。
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