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カンバセーション…盗聴…のkirioのレビュー・感想・評価

カンバセーション…盗聴…(1973年製作の映画)
3.7
伝説的「ゴッドファーザー」part1、2の間に撮られたコッポラ作品
「音」にまつわるサスペンス
コッポラにしては、なんとなく映画マニアらしい偏りが感じられる一本だった

STORY
盗聴屋のカリスマ ハリー・コールは、その輝かしい名声とは裏腹に、孤独な人生を送っていた。かつて自分が関わった仕事の行く末から、罪の意識に苛まれていた。
仕事の依頼で、あるカップルの会話を録音したハリーは、2人が何かに命を狙われていることを悟る。やがてハリーは、依頼主の真意を確かめようとするのだが…

盗聴・盗撮サスペンスとして、「欲望」や「ミッドナイトクロス」「ディーバ」を連想させるが、こちらはかなり渋い印象
敬虔なクリスチャンであるハリーは、事件だけではなく、自身の心も追い詰めていく
その辺りの冷たさと、スローテンポなジャズの調べが独特の雰囲気を醸し出す

ただ、夜に見ると物凄く眠くなる
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