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カンバセーション…盗聴…のbebemamaのレビュー・感想・評価

カンバセーション…盗聴…(1973年製作の映画)
4.0
これも昔の名作映画で観ていない映画

そんなに起伏の激しい映画ではない
でも、ずっと引き付けられるものがあって、私は好き!

サスペンス

冒頭のシーンが印象的
上空からの俯瞰
段々と地上に寄っていく
一体何があるのか
緊張感がある演出が上手い

ジーン・ハックマンのハリー
腕のいいプロの盗聴屋
業界内では有名人

でも、付き合っている女性に自分の事を全く明かさない
仕事仲間にも余計な詮索をさせない
特殊な盗聴を仕事にしているので、個人情報漏洩の怖さを知っているからか
以前の仕事のせいで、人を避けるようになったのか 

孤独な男
信心深く、真面目

何度も、何度も、盗聴した恋人同士の会話が繰り返される

盗聴した事に関与しないはずが、多分前の事件の事もあるのだろう、首を突っ込んでしまう
何度も聴くうちに、孤独な彼は彼らに親近感を覚えたのか
うらやましかったのかも
彼女に淡い恋心が芽生えたのかも

彼と一緒に会話を聞いてるうちに、こちらまで二人の事が気になってしまう

ホテルのシーンは緊張感がすごかった
そして、その結末が、、、

ジャズピアノの劇伴がすごく良くて、ちょっと寂しげで、この映画の雰囲気に合っていた
最後の方は打って変わって、不穏な音楽

ラストは彼が盗聴のプロだからこそ、、、


ハリソン・フォードが出ている
当たり前だが若い!
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