浮浪者

流れるの浮浪者のレビュー・感想・評価

流れる(1956年製作の映画)
3.6
杉村春子が大竹しのぶと二重写しになる瞬間。女と男、二項か二極か、はたまた異音同義か。杉村=大竹の啖呵によって「流れ」の外縁が際立つ、その瞬間に何でもが起こってしまう。取り返しのつかないことしか起こっていない事を露呈させてしまった。
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