パピヨン

誘拐報道のパピヨンのレビュー・感想・評価

誘拐報道(1982年製作の映画)
3.6
監督の伊藤俊也は、「花いちもんめ。」「ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス」「ロストクライム−閃光−」「日本独立」と、お元気ですね。
主演の萩原健一は、「八つ墓村」「影武者」「いつかギラギラする日」「居酒屋ゆうれい」を上げたいです。
本作品は、1980年に起こった宝塚市の学童誘拐事件をもとネタに、読売新聞大阪本社の同名ドキュメンタリーが原作のようです。
喫茶店経営に行き詰まった数男(萩原健一)は多額の借金も抱え、医師の息子を誘拐し身代金を要求するのですが····。誘拐犯と被害者両親と、県警捜査員と新聞記者と、誘拐犯の家族それぞれを多面的に描いて行くのです。40年も前の、このジャンルの作品としてかなり頑張っていると思います。そして萩原健一&小柳ルミ子が、大御所俳優たちに取り囲まれ光を放っておりました。
パピヨン

パピヨン