風ノ助

危険がいっぱいの風ノ助のレビュー・感想・評価

危険がいっぱい(1964年製作の映画)
4.0
ギャングの情婦に手を出し追われるマルク
裕福な未亡人バーバラとその従姉妹メリンダが住むお屋敷に匿われることになるがそこにある秘密に気づき始める

バーバラ、メリンダ、マルク、そしてもう一人の四角関係で駆け引きが繰り広げられるサスペンス
一番蚊帳の外っぽい人が怖かったというホラー味もありました

コミカルでお洒落なノワールでストーリーも展開も終わり方も面白い!

女好きで浅はかで翳りのある色気がハンパないアラン・ドロンはイケメンとかハンサムとかいう言葉では言い表せない芸術的な美しさでした
今作みたいなチャラついたワルい男がハマり役なのかもしれないけど…私は『太陽がいっぱい』『若者のすべて』のような鬱屈した昏い役の方がより色気があって好きです

今作で彼以上に魅力を感じたのはメリンダを演じた若きジェーン・フォンダでした
ただの無邪気な小娘なのかと思ってたら
下着姿で挑発するところはコケティッシュでヤられました キュ-(⸝⸝⸝°◽︎°⸝⸝⸝)→ ン
アブナい面もあって最初の印象からどんどん変わっていきます
すごくかわいかった!ネコチャンも!
風ノ助

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